エピソード6

今回は、テーブル稽古の様子から。。。

えるむの森は、いつも、キャスト発表があってから、それぞれの役について

家族構成から、その背景から、、、全て役者がまず考えてきます。

それぞれ考えてから、脚本演出と、全てのキャストとの話が始まります。

そこで、いつもプレゼンと称して、立派にプレゼンして、いつも皆んなを

引き込むきんちゃんから、エピソードネタが届きました。

 

【私は、うす丼】

 

 

私事ながら、3月娘が嫁いでいきました。

26年の思い出がひとつひとつフラッシュバックしています。

今出来る精一杯のことをして出してあげました。

 

 

 

『娘よ母からの卒業おめでとう。君が決めた未来を母はこれからも応援する!』

 

 

 

 

さて、私は臼役!

 

 

ん?と思われる方もいらっしゃると思いますが私は『うす』です。

 

 

 

うすってどんな役?

 

うっすでしょー!w

 

 

 

えるむでは大体、、、虫、、とか、動物、、

とか。そう、生きているモノの役。。笑

 

 

 

ところが臼は、、、、、ん?

 

生きてはいないか。。

鉱物なのか?言うてみれば木なのか石なのか、、そこから始まった! 笑

 

 

 

名前は『うす丼』だから男なのね(^^) 

ならば、強そうな石で出来てる臼がいい。~~~早速プレゼン~~~。

 

ハイブリットな粉挽きも付いてるやつがいい。。

 

うす丼という名前がついた由来だってある。

 

←(これは、きんちゃんが、“うす丼”という名前がどうして

ついたか。。。からの。。プレゼン資料(一部))

 

で、続き。。。

 

さて、自分は“臼”になろう。

 

 

しかも、台詞をみたら、訛ってる。。。。

 

よし!ならば。。。“思い切りちょっと訛りも効いた男前の臼”になる!

 

そう決めてから、

 

稽古を重ねるうちにこの臼役がものすごい好きになってしまった。

 

「うっす!」

 

 

最早、口癖にもなった(笑)

完璧だ!

 

 

ただ、えるむの仲間の☆子が言った言葉がやたらと脳裏をよぎる!

 

 

 

『いやーいいと思うな。んー実にいいわ。花嫁のお母さんが臼って、素敵だ!!』

 

彼女はうっすら笑っていた。

 

 

 

頑張らねば!

 

娘に恥じぬように。   

 

(by きんちゃん)